アスベストの分析はしっかりと細かくしてもらおう

アスベストとは、石綿という天然から生産される繊維状けい酸塩鉱物のことを指しています。このアスベストについては、かなり前にニュースで大きく取り上げられたことを誰もが覚えているのではないでしょうか。実際にこの成分の繊維はとても細いことから、研磨機や切断機などを使ったりすることで飛散しやすくなってしまうのです。この成分を人間が吸い込んでしまうことで、15年以上経過した後に重篤な健康被害が現れる可能性があります。

以前はビルなどを建設する際に断熱をするためにこの成分を吹き付けるという過程がありました。もちろん現在はこの成分を用いることは禁止されていますが、この成分はただあることが問題なのではなく、あくまでこの成分を吸い込むことに問題があるのだということを覚えておきましょう。アスベストには種類があり、どんな種類の成分が使用されているかを分析調査することもできます。まず、大きく分けて蛇紋岩系と角閃石系に分析されます。

蛇紋岩系はクリソタイル、角閃石系の場合はアモサイト・クロシドライト・アンソフィライト・トレモライト・アクチノライトに分析されます。これらが含まれているか、もしも含まれていたなら、どの程度の量が含まれているかも分析してもらうことができるでしょう。これらの調査をしっかりとしてもらうことで、その後の除去作業をどのように進めていけば良いのかも決定しやすくなります。やはり、細かい部分までしっかりと調査してくれる業者を選びたいですね。

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