アスベスト調査に必要な項目とは

建物を建てる時に建設材料にアスベストが含まれているかを事前に調べる事を事前調査と言います。作業工程は、アスベストが、含有されていないかの証明を行う所から始まります。その証明がされない場合や曖昧な時は更に細かい分析調査が行われます。それも出来ない時はアスベストが含有されているとみなされるのが基本です。

建築基準法に基づき施工された石綿含有建材以外にも改修工事や補修等で法定出来ない場所に石綿が利用されている可能性もあるので、見落とさない様にします。材料の使用箇所、種類等は、常に頭に入れて置かなければなりません。建てられた時期や規模、用途を問わず全ての建築物に建設、取り壊し、改造、補修を問わずに事前調査をする必要があります。解体を専門に扱っている会社に依頼せずに自分達で行う場合にも当てはまります。

保温板や断熱材と等もレベル毎に分けられて調査します。事前調査の主な項目は使用されている面積や箇所、種類と入っているかいないかの判断も行いましょう。流れとしては5項目こなさなければなりません。初めに行う業務は、書面検査です。

図面を見たり周辺の住宅に話を聞いたりします。より多くの情報を集める必要があるので、建材の発注者や建物の管理者、過去に使用されていたか経緯を知る施設管理者等の関係者からヒアリングするのも大切です。この業務をしっかりとする事で後の目視検査の効率性を高めるのに繋がります。様々な人とのコミュニケーションが安全に繋がって行きます。